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Naosoコラム002

ソーラー発電の悩みと夢

筆者:杉本賢司

Naoso002:ソーラー発電の悩みと夢 杉本賢司
 家庭用の太陽光発電体を固定するには、屋根瓦をアルミ製のものに差し替えて固定する方法がある。古い屋根瓦と同じ寸法のアルミ製の瓦には、太陽光発電体を固定する突起がついており、そこに金物を固定する。日本人ならではのアイデア商品でこれは飛ぶように売れている。太陽光発電体に関しては電気メーカーが10年保証をしてくれるが、屋根への固定については、工務店の責任になる。太陽光発電が稼働しても、雨漏りがしてしまっては大変になる。なにしろ、研修は受けたとはいえ工事に慣れない人が固定の仕事をして、防水部分を傷つけたり破ったりする事故は多く、内装の壁紙の交換や小屋裏を補修するために、天井を剥がしたりと大変な工事になり、太陽光発電体の利益などをはるかに超えてしまう。
 太陽光発電体で、凧のように斜めに屋根に載せたもので、悩ましいのが風による振動。鉄骨造は風できしみやすい。なんだか揺れるなとおもったら、南向きにつけた太陽光発電に北側からの強い風であおられていた。風は脈動といって繰り返して力を与えることから、歯が浮いてくるように、何度も動かしていると根元の部分が損傷を起こしてしまう。太陽光発電体を設置するときには防水をしっかり検討してやらなければならない。
 太陽光でできた電気を自宅につかう交流に変換するときにエネルギーロスがでる。これを自動変換するのがコンバーターという装置だが、電気容量や耐久性の点で完成度は進化中の製品。新しくこの分野に進出してきたものは、防水性や変換効率が研究されており、価格も安く性能も高い。せっかく、太陽光発電体は直流なので、電気自動車にそのまま貯めてしまえば、変換ロスもなく自宅でガソリンをつくるようなもの。あと5年後位には、エネルギーバランスのよい機器類へと完成してゆく。そして、農業の植物工場・鶏舎照明・軽トラックへの充電への普及が期待される。

2010/10/18